飲むことで花粉症対策になる甜茶
甜茶懸鈎子の中に含まれるポリフェノールには粘膜炎症を抑える効果があります。するとヒスタミンなどの化学物質が出ることになり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状へとつながります。甜茶には、アレルギーを抑えるといわれている甜葉懸鈎子（てにょうけんこうし）という物質が含まれています。
花粉症に甜茶が良いと言われているのは、甜茶懸鈎子が含有されているからです。こんなヒスタミンを抑制する力のある甜茶は、花粉症の症状を和らげると、非常に期待されています。中国では多くの幸せを願い、旧正月に甜茶を飲む習慣があるようです。
中国の甘いお茶、甜茶は、植物学上はお茶とは違う木の葉から作られる甘いお茶の総称なのですが、古くから薬草として親しまれてきているお茶です。まず花粉などの抗原が体に入り込むと、体に良くない働きをするのを抑える抗体である免疫物質を結びつきます。甜茶には副作用がないため、花粉症対策として気軽に飲めるお茶です。
花粉症を引き起こすものは、そのアレルゲン、すなわち抗原が元です。そうしてヒスタミンの放出が抑制され、抗ヒスタミン作用がもたらされることがわかっています。これが喘息、花粉症、そしてアレルギー性鼻炎などに効くようです。
甜茶の特徴・効能
お茶なので、ミネラルバランスが良く、体に吸収されやすいので体質改善に役立ちます。アレルギーに効くといわれている甜茶は、喘息や花粉症の改善にも役立ちます。甜茶は薬と違い、1年中飲んでも何も害はありません。
副作用を心配する必要がないので、お子様やお年寄りでも安心して飲むことができます。それで花粉症などを起こさない体を作ることができるでしょう。カフェインは含まれていないので、寝る前でも気にせず飲むことができ、妊娠中授乳中でも大丈夫です。
甜茶ポリフェノールはこの化学物質の分泌を抑制し、抗炎症作用も持っていますが、これはバラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子だけが有しているのです。このような力のある甜葉懸鈎子から作られている甜茶を、春先に限らず1年を通して飲むといいでしょう。甜茶の甘さは大変上品で後味もよく、それが特徴となっているのです。
中国南部、広西省というところに自生している甜葉懸鈎子が甜茶の原料で、バラ科キイチゴ属の植物です。この甜葉懸鈎子から作られる甜茶には甜茶ポリフェノールが含まれており、これが花粉症やアトピー性皮膚炎などアレルギー症状を改善するのです。アレルギー症状を引き起こすもととなっているのは、ヒスタミンなどの化学物質です。
甜茶の正しい飲み方
沸騰したお湯で３〜５分間に出すこと、これが甜茶の有効成分、ポリフェノールを十分に抽出するためのポイントになります。空腹時に飲むと、吸収がよくなってより効果を高めるようです。ポリフェノールがしっかり抽出されているかどうかは、甜茶の甘みの強さで判断することができます。
甜茶は甘みのあるエキスを含んでいるのが特徴ですが、この成分はルブサイドというものです。１日に最低３回、朝昼晩と飲むようにするといいでしょう。また甜茶の葉をフライパンで炒り、粉末状にして直接水で服用するのもひとつの法方です。
花粉症の対策として甜茶を利用する場合、飲むのは花粉が実際に飛び始める２週間前くらいから飲むといいでしょう。甜茶の甘み成分は天然のものなので、ダイエット中などもそのカロリーを気にする必要もありません。この成分も最近注目されており、涙目、くしゃみ、鼻水などのアレルギー症状を緩和するといわれている成分です。
甜茶を煮出す時に、くこの実を一緒に入れてみましょう。ただし花粉が飛び始めてから飲み始めても効果はあまり期待は出来ません。甜茶の正しい飲み方を紹介しました。
